読書感想や思っていることを話すブログ

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【個人的読書感想文】 えんとつ町のプペル にしのあきひろ 著

とても絵が綺麗で、物語の中に引き込まれる。活字だけの本は、自分で物語を想像して、自分で勝手に主人公はこんな感じ、ヒロインはこんな感じで当てはめていく。時には、芸能人や身近な人のビジュアルをイメージして、物語を考えている。この本は活字だけでなく、絵が鮮明で著者の物語に対するイメージが想像できる。物語自体は、私自身特に感じなかったが、絵と組み合わせみると、なぜか感動してしまった。

「信じぬくんだ。たとえひとりになっても。」
この本をを読むと、信じることに対して考えさせられるきっかけになります。

私は信じるの信という言葉が大好きです。嘘を言わないこと、まことのことという意味ですが、その他、思い込んで疑わない、伝達の手段、信濃の国の略とか、たくさんの意味があります。今の時代は思い込んで疑わないという意味合いで使われることの方が多いように感じます。

また、家族と友達の絆の大切さを改めて知るきっかけになりました。家族との絆は、普段一緒にいるので、あまり強くへ感じられませんが、いざと言う時は、助けてもらってます。病気になった時や仕事に困った時などは、大変ありがたいです。
普段のちょっとした心遣いもありがたいです。
家事を手伝ってくれたり、食事を作ってくれたり、
天災が起こった時なんかは、良く絆という言葉を聞きます。日本人の古くからの気質は助け合うこととされていますので、天変地異のような災害がおこると人間性が良くでるようの気がします。

友達の絆も大切です。今はどちらかと言うと家で1人で楽しむということが、主流のようですが、私も友人とも呼べる人は数少ない方ですが、家族とは、別で友情は大切です。お金で困った時や、生活面で困った時は、アドバイスをいただくだけでも、大変に助かります。私は家族で解決できないものは、友達に聞こうと思っていますが、家族とは違う見方、目線で意見を聞けて参考になります。こんな簡単なことが絆かどうか、わかりませんが、信頼がなければ、相談もできないので、絆なのだと思ってます。

もし、家族や友人への絆が思い当たらなくても、これから築けば十分だと思う。とにかく、相手に対する感謝を忘れずに、なぜ、この人は私と付き合ってくれるのか、を考えてみると良いと思う。相手が自分に対して、「ありがとう」と言ってくれたことは何か?そこが自分の長所になると考える。
その長所を伸ばすようにすることが、1番手っ取り早いのではないか。

それと、これは家族に対して効果がある方法ですが、気づいたら自ら率先して行動することは大切だと思う。自分が後でやろうと思っていることを誰かが、済ませてくれると本当に嬉しい。相手の考えていることは、わからないので、気づいたらすぐやる。信頼を勝ち取る最善の方法と思う。

この本は「信じること」「相手との絆」を考えさせる内容だった。絵がとても、きめ細かく描かれているので、内容以上にインパクトがあるが、自分自身の立場や過去を振り返るには、ちょうどいい本である。映画化もされるので、本を読んで復習の意味でも、見てみたら良いと思う。もちろん逆でも良いと思う。