シュレッダーの記憶
過去にシュレッダーをひたすらかけ続けるというアルバイトをしたことがあります。数時間ひたすら書類をシュレッダーに入れ続けます。箱にゴミが溜まったら、袋を縛って焼却炉に持っていき、新しい袋に入れて、またシュレッダーに書類を入れ続けるという作業です。
今は数十枚をいっぺんに、入れても粉々にしてくれる素晴らしい刃を持った機械もありますが、当時は2枚が手一杯で、生地の厚さによっては、1枚で限界だと唸っていることが多く、今から思えば、シュレッダーと会話していたなと微笑ましく思い出します。まさにシュレッダーと会話して、シュレッダーに餌をあげている感覚でした。
なぜそんな話をするのかというと、GWでの大掃除で大量の書類をあるところから発見して処分に困っているのです。幸い我が家にほ、昔の鉛筆削り機のようなぐるぐる回すシュレッダーがありますが、疲れて数枚で断念してしまいました。
どこからか、機械式の大食いのシュレッダーを調達してこなければなりません。当時を思い出しながら。