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【個人的読書感想文】人生を変えるモーニングメソッド

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私は朝早起きのタイプだが、朝時間を有効に過ごせているかと言われると課題が残っている。
なかなか思うようにいかないこともあるし、眠くて何もできない日も多い。早起きして、運動している人もいれば、カフェなどで勉強をされている人もいる。いろいろな活用の仕方がらある中で、本書のモーニングメソッドに興味を湧いた。6つの習慣を提唱しているが、どんなものなのか、生かせるものなら、生かしてみたい。そう思いながら、本書を読んでみることにする。

 

一つ目に印象に残ったところは

「起きたい気分」になるためには、5つのステップを踏むといい。寝る前に「毎朝、前向きな意志を持ち、なりたい自分を実現する」という決意を持って眠る(ステップ1)。アラーム時計はベッドから遠ざけて、物理的にベッドから出やすい環境をつくる(ステップ2)。ベッドから出たら洗面所へ直行して歯を磨き、身体を目覚めさせる(ステップ3)。コップ一杯の水を飲み、眠っている間に不足した水分を補給する(ステップ4)。運動ができる服に着替える(ステップ5)。と言うところ

 

この仕組みは実践してみたい。私の場合は、寝る前にに今日起こったことを感謝すること、明日の希望を想像しながら寝付くようにする。嫌なことなどは、反省はせず、ひたすら感謝して寝ると、何故か良く眠れる。
朝はボーっとしがちであるが、運動しやすい服に着替えて、水を飲むと、スッキリした気分になる。

 

次は

朝起きたらまず、瞑想や祈り、深呼吸などをし、心を穏やかにする時間を持とう。

1日の始まりを静かな落ち着いた雰囲気で過ごす事は大切だと思う。

 

次は
前向きな言葉を口に出し、それを自分の耳で聞いて潜在意識に働きかけることをいう。

あえて口に出すことで潜在意識を取り戻すという事は、勉強になった。何かをやる時は、最悪のことも想定することは大切だが、考え過ぎると、気持ちで負けてしまう。自分は、「やればできる」を声に出して、出かけようと思う。

 

次は
「イメージング」だ。達成したい目標や手に入れたいものを具体的に頭の中でイメージし、そのために必要な行動を心の中でリハーサルする。

これも先程と同じで、声に出して、なりたい自分を想像すること。なりたいものが無ければ、こうありたいでも良いと思う。私は日々健康で生き続けたいと思っている。想像してみる。今からの行動で何をすれば良いのかが、わかってくる。

 

次は
エクササイズだ。少しだけでも体を動かせば、エネルギーが上がり、健康が増進し、自信が出てきて、感情が安定し、思考力と集中力が増す。

よく運動すると頭が良くなると言う。スポーツ選手も頭が良い人は、多い気がする。それとこれとは違うかも知れないが、適度な運動は、健康において必要なのは、明らかだ。特に有酸素運動で、体をスッキリすれば、心も安定すると思う。

 

次は
読書は、自分を変えるための近道である。その道の専門家から、理想の人生を手に入れるための知識や思考法を学べるからだ。

1日のうちに数ページを毎日続けるだけでも効果がある。例えば10ページ1日で、1か月で300ページになる。約1冊は1か月で読めてしまう。年間12冊読めれば、だいぶ自身のスキルが上がると思う。

 

最後は「ライティング」である。なかでも、著者のお気に入りは日記だ。自分の思考を文字にすることで、ひらめきが起こる。後になって読み返して、自分の成長を実感することもできる。

日記は私も付けている。日々感謝した事、された事を3つ書き出している。気分良く就寝すると、寝付きが良いし、目覚めも良い。失敗したこと、相手を傷つけた事があっても、今後に活かすように、その事自体を感謝することにしている。私は夜に行っているが、この本では、朝にしようと言うことだ。

 

時間に追われているときでも、自分を成長させる習慣を手放したくないなら、それぞれのメソッドを1分ずつ、計6分の短縮バージョンを試してみよう。短縮バージョンのみで行うのは推奨しないが、どうしても時間がとれないときは、6分だけでもやったほうが絶対にいい。

とにかく継続が大切であると私は思う。この6つのメソッドだけでも、みっちりやると、相当な時間がかかるし、疲れる。朝の短い時間にサラッとやれることが、習慣にするコツのような気がする。

ものごとを習慣化するには戦略が必要である。正しい戦略さえ持っていれば、どんな習慣でも30日間で身につけられる。

その戦略とは、30日間を3つの期間に分ける方法だ。最初の10日間は「耐えがたい期間」である。この耐えがたい気分は一時的なものであることを認識し、だんだんラクになる、絶対にできると自分に言い聞かせる。

次の10日間は「不快な期間」だ。最初の10日間ほどではないが、不快な気持ちは続く。この期間は辛さに着目するよりも、習慣が続いた後の自分をイメージすることにフォーカスする。

そして最後の10日間は、「止まらなくなる期間」だ。新しく身につけた習慣を人生に定着させ、楽しく実践できるように潜在意識に覚え込ませよう。新しい習慣があなたのアイデンティティとなる過程を楽しむのだ。

この発想は厳しそうであるが、習慣にするには、ある程度の我慢は必要と思っている。人生って苦しくもあり、楽もあり、ってところか。自分に厳しくということだ。

 

全体を読んでみて、自分は実践している内容が多かったけれども、著者の経験も踏まえながら、読むととても勉強になる。良い事は何度読んで、勉強しても楽しいし、更にエスカレートして、実践してみたくなる。誰でもできる内容ばかりなので、読んでみてもらいたい。