いまさら勉強!「糖尿病」について
先日、世界糖尿病デーがありました。
国民の6人に1人が糖尿病になっており 自覚症状なく合併症によりガンや動脈硬化になってしまう。人によってはぜいたく病や不摂生による自業自得の病気と誤解されているようで、本当はどうなのか?勉強してみたいと思います。
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どんな病気?
糖尿病はインスリン作用の不足に基づく慢性の高血糖状態を来す代謝疾患です。健常者では、空腹時の血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)は110mgdl以下であり、食事をして血糖値が上昇しても、膵臓のβ細胞からインスリンが分泌され2時間もすると空腹時のレベルに戻ります。インスリン分泌低下あるいはインスリン抵抗性を来すと、食後の血糖値が上昇し、次第に空腹時の血糖値も上昇してきます。
糖尿病について気づいたこと
- ほとんど症状がでない。たとえば、体の調子がおかしくて医者に診てもらい、糖尿病です。治療しなさいと言われた時点で6年以上経過している場合が多い。
- 体の調子がおかしい症状には、のどが渇く、おしっこの回数が増えるなど。
- どちらかというと男性に多く高齢者が多い。年齢が高くなると筋肉量の低下のため血糖値が高くなるのだという。
- 体重が多い人がなりやすい。太ると糖尿病だけでなく、他の病気も起こしやすくなるので体重のコントロールは必要。
- 家族遺伝もある。
- 特効薬などはないし完全に治らない。コントロールはできるので、病気と付き合っていくしかない。
- 合併症になると、精神が低下して、前向きになりづらく、治療が進みずらくなるケースが多い
- アルコールを多く摂取すると、なりやすい。肝臓、すい臓の機能低下のため。
- 肝臓はブドウ糖をコントールしてくれるため、すい臓はインスリンやホルモンを作ってくれるので低下すると病気になる。
- ぜいたく病といわれるが、貧困家庭でも起こる確率が高い。食生活に気を使っていないため。カップラーメン、ジュースなど。。その他遺伝性もある。
- 対策として、生活環境の改善、食生活、運動、睡眠など。
- 糖質制限、カロリー制限も効果あるが、偏りすぎてはいけない。バランスが大事。
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わかったこと、これからの行動
合併症により目が見えなくなったり、足がなくなったりと聞いて怖くなった。
初期症状がわからず、気づいたときは、もう治らない怖い病気であるとわかった。
対策として、年1回以上の健康診断、食生活の改善、適度の運動、十分な睡眠が大事。
食生活は腹8分目、野菜、たんぱく質、炭水化物のバランス良くとり、6時間以上の睡眠を心掛けたい。運動もできるだけ歩いたりして前向きに生活することを心掛ける。