唐揚げを見て考える
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唐揚げを食べた。手作りなようで、いろいろな形の唐揚げがある。やたらとデカいもの、ものすごく歪な形をしているもの、やたらとトンガっているものなど。選ぶかは、その人の性格を反映しているようで、観察しているだけでも面白い。相手が自分の予想と違う唐揚げを選んだ時は、オッとか思ってしまう。
スーパーに行くと、きれいな大根がたくさん置いてある。たまに二股に割れた人間の形をした大根に出会うこともある。思わず買ってしまう。キャベツの葉っぱの外側がよくビニール袋の中に除かれている。なぜか欲しくなる、刻んで炒めて柔らかくなると歯応えがあって酒のツマミになる。
生産者のところに直接買いに行くともっと面白い。見たこともない大きさの大根だったり、やたらと細長い茄子たちに出会うことができる。コストが高い低いの差であって、みんなそれぞれ価値がある。
農家の人に話を聞いてみると味、品質は一級品なのにサイズが違うだけで安くなってしまうと言うこと。詳しく言うとABCの3つに分類されて例えばトマトだと形が楕円になっていくたびにbからcへと落ちていくと言うことで
どうしても形が悪い場合は、調理して惣菜にして売るそうだ。
自然には無駄が無いのだな。自分の価値も考え始めてみる。虚しいがな。