なんとなく、竜巻について説明します。
先日、ニュースで「大気の状態が不安定になります。竜巻、突風に注意してください」との放送を耳にしました。そこで、疑問になりました。竜巻はどうやって起こるのか?あまり細かくは知らなくて良いのですが、表面的にでも勉強してみたいと思います。記録してみます。
竜巻とは
積乱雲の下にできる,渦を巻いた細長い漏斗状の雲。上昇気流を伴い,非常に高速で回転する。雲の下端が地面や海面に達しているものと達していないものがあるが,地上,海上に災害をもたらさない空中竜巻以外は竜巻という。水平スケールは数十m程度,大きなものは数百m~1km以上にもなる。北アメリカ大陸では中西部や東部を中心に大きな竜巻がしばしば発生し,トルネードと呼ばれる。竜巻の中心部では猛烈な風が吹き,家などが破壊され,自動車などは空中に巻き上げられる。竜巻の規模を表すのに藤田哲也の定めた藤田スケール(Fスケール)が使われる。竜巻は台風や低気圧に比べて空間的に小さいため,通常の観測網ではとらえられないが,ドップラーレーダにより竜巻の発生の可能性のある積乱雲の予想はある程度可能で,その場合は気象庁などから竜巻注意情報が発表される。
史上最強!巨大竜巻2013年ムーア竜巻とは
2013年ムーア竜巻 (2013 Moore tornado) では、現地時間2013年5月20日14時45分に発生した、アメリカ合衆国オクラホマ州の竜巻による災害について述べる。最大風速94m (210mph) に達するこの竜巻は、改良藤田スケールで最高レベルのEF5に達する巨大なものであった[1][2]。竜巻はオクラホマ州中央部、オクラホマシティ南郊の都市ムーアを直撃し、少なくとも24人の死者と240人の負傷者を出した大災害となった
竜巻の大きさ、尺度を表す世界共通単位 藤田スケールとは
1971年にシカゴ大学の藤田哲也博士によって提唱されて以来、アメリカ合衆国内で長く使用されてきた従来の藤田スケールに代わり、2007年2月1日よりアメリカ合衆国内で発生する竜巻の強さを表す新たな尺度として採用されている[1]。さらに、カナダでも2013年4月1日より、新しいスケールとして採用された。[2][3]EFスケールの基本設計は藤田スケールを受け継いだものであり、藤田スケール同様F0~F5までの6段階でトルネードの分類がなされている。より詳細なトルネードの被害調査を反映して、スケールで定義される風速とトルネードの被害想定がより実際と近くなるよう変更が加えられた
気づいたこと、わかったこと。
- アメリカでは年間約1300件、日本では年間約20件の竜巻が発生する。
- 国土の面積が違うため、比較できないが、面積当たり日本が少ないとは言えない。
- あたたかい空気に冷たい空気が混ざると起こる。
- あたたかい空気は上に行こうとする力と冷たい空気が下に行こうとする力の上下運動が大気を不安定にする。
- お風呂の栓を抜くと渦ができる、そんなイメージを想像すると良い。
- 大気の不安定が続くとスーパーセルと言われる積乱雲ができる。
- 巨大竜巻は小さい竜巻がまとまって起きる、多重渦を言われて、小さい渦がいっぱいあるので力がある、よって被害が大きい。
まとめ、わたしの感想。
日本もシベリアからの冷たい空気、太平洋からのあたたかい空気がぶつかるところにある。特に平野部に竜巻は起こるらしいが、いつどこで起きてもおかしくない。実際に過去に死者がでている。気を付けることは、とにかく気象情報を注意してみること。外出するときはいつでも、予報をみて、危ない予報の時は外出を控えるなりして災害対策をすること。とても勉強になった。