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国民年金の納付率について考えてみる。

 こんにちは。今日は税金について考えてみたいと思います。先日、国民年金の納付率が50パーセントくらいとの記事を読みました。わたしも毎月払っているのですが、過去の記憶で80パーセントくらいと思っていたので、どうして納付率が下がったのか、ちょっと調べてみたいと思います。記録してみます。 

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国民年金とは

国民年金は、個人事業主自営業者が加入対象となる保険制度です。
保険料支払いは本人によって行われます。

原則として65歳から受け取ることができる保険制度であり、
実際に受け取るためには国民年金の納付期間と免除期間、
厚生年金に加入していた期間などを合算して、
25年以上の保険料の支払いがあることが必要となります。

保険料を納めた期間、免除を受けた期間によって受け取る年金額は異なります。

国民年金とは - コトバンク

 

国民年金の納付率

厚生労働省は30日、自営業者らが入る国民年金に関し、被保険者が納めるべき保険料のうち実際に払われた割合を示す納付率が2016年度に65.0%になったと発表した。前年度から1.7ポイント上昇し、改善は5年連続。低所得などで保険料を免除・猶予される人は算出から除いており、それらを含む実質的な納付率は40.5%にとどまる。

国民年金納付率65% 16年度、実質は40.5% :日本経済新聞

 

国民年金免除の条件とは

所得が少なく本人・世帯主・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請される場合は前々年所得)が一定額以下の場合や失業した場合など、国民年金保険料を納めることが経済的に困難な場合は、ご本人から申請書を提出いただき、申請後に承認されると保険料の納付が免除になります。

免除される額は、全額、4分の3、半額、4分の1の四種類があります。

 

保険料を納めることが、経済的に難しいとき|日本年金機構

 

気になったこと、わかったこと

  • 1990年代は国民年金の納付率は80%台であったのに、200年代は60%くらいになっている、非正規雇用増加が原因のようだ。
  • 25歳から35歳は納付率が50%くらいしかない。
  • 世代間の格差が表れている。
  • 1960年生まれくらいから、支払うお金と将来に支給されるお金がプラスマイナスゼロくらいで、それ以降は支払うお金の方が、支給されるお金より多くなる。
  • 1985年生まれくらいになると、支払うお金が約700万円くらい多くなるのではないか。

最後に、わたしの感想

 みなさんは老後の資金として国民年金を考えていますが、老後の資金だけでなく、事故や病気の時の障害に支払われたり、死亡した場合には遺族に支払われたりもします。収めた分は社会保険控除の対象になり、税金が安くなったりして、その他メリットも多くあると思います。そもそも納税は国民の義務だと思うので、メリットデメリット関係なく納めるべきと思ってます。