サラリーマン川柳を読んでみて
ちょっといい?ちょっとで終わった試しなし。AIも太刀打ちできぬ妻の勘。インスタで妻のランチを二度見する。ストレスでもぐもぐタイムがエンドレス。イクメンを育てる前に子が育つ。第32回サラリーマン川柳コンクールの第11位から第15位の川柳です。
ちょっといい?とは仕事上、特に上司と部下の間での会話によくあります。ちょっとだから、1分とか、30秒とかで終わると思いきや、永遠とちょっとが続くことはザラですね。わたしもよく経験しました。だから自分は気をつけるようにしてるのです。声をかける前に必ず要点を整理して、言葉を選んで、どうしたら、相手が傷つかず、言いたいことを理解してもらえるか、考えてから、ちょっといいですか?を使うようにしています。
AIも太刀打ちできぬ妻の勘も、なるほどです。たしかに、毎日、同じ人や物や景色を見ていると、ちょっと違うだけで、何かわかってしまうものです。何かわからないけど、何かが違う感じは動物的な勘というのでしょうか。手触りだったらり、匂いだったり、食感だったりで何かが違うなんて、わかるのも人間ならではですね。
サラリーマン川柳を過去の作品から眺めていると、時代背景や流れが良くわかり、懐かしかったりもします。ただ変わらないのは、人間の本質である優しさやユーモアは変わらないなって思ったりもしています。