選挙から1か月。今さらですが一票の格差について考えてみました。
こんにちは。11月になり、だいぶ寒くなりました。先月10月に選挙が行われました。4年前の選挙では一票の格差が言われていましたが、4年経ってどうななったのか、気になったので調べてみようと思いました。いろいろ気付いたことを記録してみたいと思います。
一票の格差とは
選挙で、一人の議員が当選するために必要な得票数が選挙区によって異なること。そのため、有権者の一票の価値に格差が生じることをいう。→定数不均衡
[補説]選挙区の有権者数を議員定数で割った「議員一人当たりの有権者数」が最も多い選挙区Aで50万人、最も少ない選挙区Bで20万人だった場合、一票の格差は2.5倍で、選挙区Aの有権者が持つ一票の価値は選挙区Bの有権者の半分以下(5分の2)となる。こうした格差は、憲法が保障する法の下の平等に反するとして、選挙の無効を求める訴訟が繰り返し提起されている。最高裁判所は、著しい格差(衆院選で3倍、参院選で6倍以上など)が生じた場合に、違憲あるいは違憲状態とする判断を示しているが、事情判決の法理により選挙は有効としている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22460660Z11C17A0000000/
気づいたこと、気になること。
やはり東京は人口が多いだけに一票の価値が少ない。小選挙区だから10万票以上の有権者からの支持があっても落選はありえること。
逆に鳥取1区は10万票以下でも当選する場合があること。
同じ民意であるということを考えると、この差はやはり不公平感があるかもしれない。
一票の格差を2倍以下にするということで選挙区の調整をしたようだが、このように図に表すと、上と下ではだいぶ違うということがはっきりわかる。
まとめ 思ったこと。
今回、調べてみての感想は、難しい問題だと思った。なぜなら、どの選挙区も1位しか当選できないため、このような不公平感があるのかなって思いました。もし、都市部は2位でも当選とかにすると、都市部の議員と田舎の議員の割合が偏るかもしれないということも思った。政府の格差を2倍以下にするということは理解できるが、まだまだ課題は多いのかな。とも思う。昔のように中選挙区制度に戻すのか?こういうことも話し合わなければいけないのかなとも思った。