知っていますか?オラウータンの新種を発見!
11/3のtbsラジオの荻上チキセッション22を聞きました。
インドネシアのスマトラで新種のオラウータンが見つかったとのことで、
先日もテレビでオラウータンの生息が危機的状況との番組を見ましたので
とても心配してました。うれしい話題で
興味を持ちましたので、少し自分も勉強してみたいと思います。
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朝日新聞より
・スマトラ島で大型類人猿オランウータンの新種が見つかった。シナモン色で縮れた体毛が特徴で、「タパヌリ・オランウータン」と名付けられた。調査研究が進んだ今、大型類人猿の新種の発見は珍しく、1929年にアフリカで見つかったボノボ以来、88年ぶりだという。英国やインドネシアなどの国際研究チームが2日付の米科学誌カレント・バイオロジーに発表した。
オランウータンはこれまで、スマトラ島にすむ「スマトラ・オランウータン」と、海を隔てたボルネオ島にすむ「ボルネオ・オランウータン」の2種が知られている。
タパヌリは、細長い体つきはスマトラに似ているが、体毛はスマトラより細かく縮れている。また、体毛はボルネオと比べるとシナモン色が濃い。両種よりも発達した犬歯を持つ。遺伝的な特徴からボルネオに近いことが分かった。
生息数は800頭未満とみられる。生息地のスマトラ島の森林は1985~2007年に約6割も減少しており、絶滅の危険性が高い。研究チームは早急な保護策の必要性を訴えている。(小坪遊)
〈オランウータンに詳しい久世濃子・日本学術振興会特別研究員の話〉 膨大な遺伝データと骨の形態的な特徴を使った分析の結果であり、信頼性は高い。オランウータンは繁殖のスピードが遅く、保全対策が必要だ。生息地の分断やダムの開発、密猟などへの対策が求められる。
http://www.asahi.com/articles/ASKB06THJKB0ULBJ00W.html
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気になった点
生息数が800頭くらいだと、発見されたとしても、かなり少ない。
すでに絶滅危惧種である。
ラジオによると、密猟や森林伐採による生息地の減少が問題だということ。
特にオラウータンの食糧である油やしをプランテーションすることが1番の問題だそうだ。
パーム油はアブラヤシの果肉から得られる油脂で、大豆油を抜き世界で最も多く生産される植物油脂です(アブラヤシの種からは性質の異なるパーム核油が得られますが、ここではそれも含めて考えます)。
今日スーパーマーケットにある商品の半数近くにはパーム油から得られた油脂や派生物が使われています。食料ではマーガリン、即席めん、マヨネーズなどからクッキー、チョコレート、スナック菓子、アイスクリームに至るまで、また食用以外でも石鹸、洗剤、塗料、化粧品、化学製品などに幅広く使われているのです。
パーム油 私たちの暮らしと熱帯林の破壊をつなぐもの|RSPOについて|WWFジャパン
研究と保護の両立が課題であると言われていた。
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まとめ、わたしが考えたこと
人間がオラウータンの生活の場を奪っていたことは、以前から承知していたが、
あらためて考えさせられた。
パーム油の存在も初めて知り、外国人だけが悪いと思っていたことも、
我々、日本人も深くかかわっているのだと少しショックを受けた。
観光ツアーに参加して、現地のスタッフに何かの協力できれば良いのだが、
なかなかできない。
自分の食生活だけでも見直して、希少価値のオラウータンを守りたい。
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